ずっと読み続けていたブログが、ある日突然消えていました。
4年くらい更新されていませんでしたが、体調が悪いとき、気持ちが落ち込んだときは、必ず訪問して過去記事を読んでいたので、消えた衝撃に落ち込みました。
忘れてしまわないように。
消えたブログで紹介していた2冊の本のこと。教えてもらったぶら下げ収納のことなどを記事に書き留めて残したいと思います。
*消えたブログのブロガーさんを、この記事では「Mさん」と呼びます。
ガラクタ捨てれば自分が見える
シンプリストだったMさんが、片付けに目覚めたきっかけとなった本を購入して読んでみました。
『新・ガラクタ捨てれば自分が見える 』(カレン・キングストン著)
実はわたし。「風水」を信じていないので今まで購入していませんでした。
否定している訳ではありません。過去に危ない目にあったり、友人を助けたりした体験があるので、スピリチュアル的なことや宗教的なことは距離を置いています。でも占いは年に一回行きます。
Mさんは、とにかく「片付けたくなった本」と紹介していたと思います。
ガラクタを捨てることで、家がすっきりするのはもちろん。心も体も身軽になることが信じられる本でした。
人生で大切にしている5つのこと
第十七章の「時間の無駄を管理する」で書かれている質問があります。
さて、では、あなたの人生の中でもっとも大切な五つのことは何、と聞かれたら、何と答えますか?
新 ガラクタ捨てれば自分が見える | 書籍 | 小学館 より。
皆さんは何と答えますか?
「幸福」は入れないで考えて下さい。(人によって意味はさまざまだからだそうです)
わたしの答えは・・・
1.片付け
2.心の安定
3.家族
4.自分の時間
5.健康
わたしにとって片づいた環境は、2番から5番までの大切なことにすべての大切なことの基礎になっているので、自分でも納得の答え。
ちなみに、娘2号の答えは・・・
1.自分のメンタル
2.ゲーム
3.家族
4.推し
5.勉強
わたしも娘2号も繊細さんなので、心の安定が大切なのは一緒。
2番がゲーム!暇さえあればゲームしている娘らしい。
5番目に勉強があって、ちょっとホッとした母です。
ものを詰め込んだ気になる場所はありませんか?
風水は信じていないとかきましたが、本の中にある「風水定位盤」。
ガラクタが貯まっていく場所があれば、その場所に当てはまる人生がどのようなものか確認できます。
Mさんも当たっていた!そうですが、わたしも当たっていました。
「片付けなくては」と、いつも心に引っかかっている「場所」や「もの」は、見たくない過去や向き合いたくないものに繋がっているかも。
わが家の「もの」を雑多に詰め込んである場所もそう。
「あの場所を片付けたら、きっと何かが変わる」と信じて。少しずつ片付けていこうかな。
卒業
大人の「卒業」の本です。
この本は、ずいぶん前に購入して読んでいました。
Mさんがブログをお休みしていた理由のひとつ、介護の始まり。当時はまだ、わたしには少し先のことと思っていたけれど。
多分、わたしより5歳以上年上だったMさんが、なぜこの本を紹介していたのか、今ならよくわかる。
大人になっても人生で迎える卒業があり、新しいスタートを切るためには「卒業」しなくてはならないことがあるから。
子育てが落ち着き、中年と呼ばれることに違和感を感じなくなった今。読みながら涙が止まらなかったけれど、清々しい気持ちになれました。
ぶら下げの師匠
フルタイムで仕事をされているMさんは、家事がしやすく暮らしやすいように、ぶら下げ収納をされていました。
冷蔵庫には家事がスムーズにできるようにごみ袋や輪ゴムが、取り出しやすくぶら下げられていて、お子さんのイヤホンはこたつの横の壁にぶら下げたカゴに入っていました。
当時のわが家の洗面台。
いかに家事を楽にできるかを追求したMさんのブログで知ったことを、たくさん真似させてもらいました。
もちろん、今も「ぶら下げ収納」が大好きです。
憧れのブロガー
Mさんは、憧れのブロガーであり、子育ての先輩であり、ブロ友でした。
小麦粉をふるわずに作るお菓子。カルピス寒天、みかん寒天。梅仕事に梅醤番茶。
家族が使いやすい収納。インテリアより機能性を重視した「もの」の配置。
扉を全部外したキッチン。布団の天袋収納。
家族が処分に困るものは残さない身辺整理。Mさんはご自身の写真はほぼ処分されていました。
靴は5足、黒のみ。私服の制服化。
アーチフィッターのサボや、HABAのクレンジング。
たくさん教えてもらいました。
ブログは意外に人柄が伝わってくる
Mさんのブログは、優しい文章と温かい言葉で綴られていて、飽きることなく何度も読みました。
わたしもMさんのように、訪れた人がほっこりできるブログを書いていきたいです。
ぶら下げの師匠・Mさんへ。
わが家の娘たちも、ようやく思春期のトンネルの出口がすぐそこまで見えてきました。出口は必ずあって、終わりが来る日があると教えてもらったから。
長いトンネルもなんとか歩くことができました。
またいつか、ブログで再開できる日を待っています。
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